1年で一番「アツク」なる日

 今年の猛暑の話ではありません。

  10月1日(金)長野県須坂市において関東信越税理士会親睦野球大会が開催されました。

 初戦は地元長野と対戦。緩急自在の長野県連石田投手に翻弄され5対6と1点リードされて最終回を迎えましたが、石原照久選手(桐生支部)のランニングホームランで追い付き最後は細野充弘選手(前橋支部)の犠牲フライでサヨナラ勝ちしました。

 二回戦は強豪埼玉と対戦。3対2と1点リードのまま終盤を迎えましたが、最終回3点を返され3対5と残念ながら敗れてしまいました。

 最終戦は新潟と対戦。7対0と石倉一也投手(前橋支部)の完封で勝利しました。

 最終結果は、埼玉・長野・群馬・新潟・茨城・栃木の順で、優秀選手賞に原澤一壽選手(高崎支部)が選出されました。

 春まだ浅い4月より練習を開始し約半年。連続優勝の埼玉をあと一歩のところまで追い込んでいたので、結果は悔しいものでしたが、選手のプレーひとつひとつにピリピリするほどの緊張感を感じた充実した1日でした。

 驚いたことを2つ

1. 埼玉戦で山口明投手(前橋支部)がレフトスタンドへ飛びこむホームランを浴びました。軟式野球でスタンドに飛び込むホームランを初めて見ました。(ちなみに両翼は90メートル)

2. 新潟戦で74歳の先生が登板されました。名前は聞き洩らしましたが、球威はともかくとして1回を無事に投げ切りました。

 最後に遠方にもかかわらず応援に来て頂いた、市川克美県連野球部後援会長・今泉県連専務・田島県連税対部長、事務局の宇田さん・竹田さんありがとうございました。来年もバナナの差し入れ待ってます。

事業所税と大規模店舗

去る5月12日に前橋支部では事業所税の研修会が開催されました。支部での事業所税の研修は2回目なのですが、今回は職員も含めての研修であったこと、6月1日に課税が始まることなどから200人を超える方々の申込みがあり前橋市役所担当者の説明を熱心に聴講しました。

事業所税は床面積1㎡あたり600円(1,000㎡以下は免税)と給与総額の0.25%(100人以下は免税)の合計で、前橋市では本年度12億円の税収を見込んでいるそうです。(ざっくりとした説明で申し訳ありません。)

私自身は研修を受けながら今年撤退するイトーヨーカドー前橋店(8月15日閉店予定)と前橋サティ(10月17日閉店予定)のことを考えていました。

両店を運営するセブン&アイホールディングス及び株式会社マイカルは2月決算だそうで、来年2月の決算時には前橋市に事業所等がないので申告義務がないように思われます。

イトーヨーカドー前橋店は売り場面積約15,500㎡、前橋サティは同じく25,000㎡で、単純に計算すると事業所床面積割だけでそれぞれ9,300,000円、15,000,000円となります。

事業所税の趣旨説明で「人口・企業が集中し、都市環境の整備のため‥‥」とありましたが、「前橋が人口集中?」と考えたのは私だけではないはずです。

事業所税の課税が原因で両店が撤退するということはないと思いますが、事業所税が前橋市の経済にとってマイナスにならないことを祈ります。